2025.09.24小学生
先日、小学4年生対象の全国模試の結果の帳票をお渡しました。学力の状況についてもご説明いたします。
全国の平均点は国語が44.4点、算数が58.3点、2科目合計で102.7点でした。これはナルゼミ内の平均点ではなく、全国全体の平均点です。お子様の得点が平均点と同じであれば、偏差値は50となります。
ここで大切なのは、「学校のテストと模試は大きく違う」という点です。今回の模試は難度が高く、点数だけを見て必要以上に落ち込む必要はありません。
むしろ、今後に向けて「家庭でどのように学習習慣を育んでいくか」を考えるきっかけにしていただければと思います。
小学校の単元テストは、授業で学んだことをきちんと理解していれば高得点を取りやすいように作られています。しかし、全国模試は「理解の深さ」や「応用力」を試す内容が多く、初めて出会うような問題も含まれています。
そのため、平均点が50点前後になることも珍しくありません。点数だけを見て「できなかった」と思うよりも、「全国の同学年の子どもたちと比べて、どのくらいの位置にいるのか」を把握することが大切です。
今回の模試では、国語の平均点が算数よりも低く出ています。理由のひとつは、試験時間が40分と長く、小4のお子様にとって集中力を維持すること自体が難しいからです。
文章量も多いため、読むだけでエネルギーを消耗してしまうケースも見られました。実際、試験監督をしていても「後半に疲れが出ている子」が少なくありませんでした。
だからこそ、ご家庭でも「集中力を少しずつ伸ばす練習」が必要です。宿題の途中で立ち歩いたり、おしゃべりしたりせず、一定時間しっかり座って取り組む習慣を意識してみてください。
最初は短い時間からでも構いません。徐々に時間を延ばすことで、模試や今後の学習に必ず活きてきます。
模試の結果は「今の力を知るためのもの」であり、「将来の力を伸ばすための材料」でもあります。点数が高くても低くても、その結果をどう受け止め、どう行動につなげるかが重要です。
特に今回の模試で目立ったのは、国語を中心に「集中力が続かず、最後まで力を出し切れなかった」ケースです。40分間座って問題を解くという経験は、小学4年生にとってはまだ難しい部分があります。だからこそ、ご家庭でも少しずつ集中力を育てていくことが効果的です。
具体的には、
といった工夫が有効です。
また、読書をする習慣や、文章を声に出して読む習慣も集中力を高める練習になります。「読んで終わり」ではなく、「どんな話だった?」と軽く問いかけてあげることで、理解力や表現力も一緒に伸ばすことができます。
このように「結果をただ見て終わり」にせず、「家庭で集中力を少しずつ伸ばしていこう」と意識していただくことが、次の模試や将来の学習につながっていきます。
もし「うちの子に合った練習方法が知りたい」という場合は、LINEのメニュー欄から面談をお申し込みください。個別にアドバイスをさせていただきます。
全国模試は、お子様の現状を客観的に把握できる大切な機会です。
この3つを意識していただければ、点数だけにとらわれることなく、今後の学習に前向きに取り組めるはずです。
