2025.09.05中学生教育情報高校受験
高校入試は、単なる「合格・不合格」の勝負ではありません。
たとえるなら、それは将来の大学入試や就職活動という“本番”に向けた「予選リーグ」。
ここでどの高校を選ぶかによって、3年後、さらには7年後の立ち位置が大きく変わります。
特にお子さんが中学生の今、「偏差値が届きそうだから」「周りがみんな受けるから」という理由だけで高校を選んでしまうと、入学後に思わぬ壁にぶつかることも。
今回は、子どもが高校生活を充実させ、その先の進路でも納得できる結果を得るために大切な3つの視点をご紹介します
この“勝ち越し”ができれば、授業の理解度や成績も安定し、自信を持って3年間を過ごせます。
逆に、C判定レベルで合格し、ギリギリで入学すると、入学前の春休みまでは達成感がありますが、その後の成績は低迷しやすくなります。結果、部活や趣味に逃げ、大学受験で希望とはかけ離れた進路になるケースも少なくありません。
特に大学進学を目指す熊本市内の普通科高校(熊高・済々黌・第二~東稜の公立高校、及び学付・九学・マリスト~星翔の私立高校)では、この「勝ち越し」の意識が進路を大きく左右します。
実は、熊本大学の中で最も入りやすい教育学部でも、済々黌で上位4割、第二高校なら上位2割に入らなければ合格は難しいのが現実です。
つまり、高校入試の段階で「済々黌や第二高校の合格がギリギリ」という学力の場合、3年後に熊大合格を狙うのは相当な努力が必要です。
しかし、これは「国公立大学が無理」という意味ではありません。熊大未満の国公立大学は県外にも多数あり、科目を絞って私立大学を目指すルートもあります。
大事なのは、「高校合格=大学合格ではない」ということ。入学後の3年間でどの位置にいるかが進路を決めます。
実際には、高校そのものよりも「高校でどう過ごすか」「先をどう見通して選んだか」が重要です。
上位の成績を保てれば、大学への指定校推薦や、希望する学部・学科への進学の可能性も高まります。
逆に、入学時に無理をしてしまうと、3年間ずっと苦しい思いをすることになりかねません。
保護者としてできるのは、「目先の合格」だけでなく、その先の大学進学・就職までを見据えた高校選びを一緒に考えることです。お子さんが自分の強みを発揮できる環境を整えることが、最終的なゴールにつながります。
高校選びはゴールではなくスタートです。
大切なのは「どこに合格するか」より、「入学後にどの位置で過ごせるか」。そのためには、無理をせず“勝ち越し”できる高校を選び、入学後の学習計画や進路を見据えることが必要です。
お子さんの3年後、7年後の笑顔のために、ぜひ今から冷静な視点で高校選びをサポートしてあげてください。
