2025.12.09教育情報中学生高校受験
「高校受験? それって中3になってから本気出せばいいんでしょ?」
──実は、これがとっても危ない考えなんです。
もちろん、お子さんがまだ中学1年生だったら、受験なんて遠い未来のように感じますよね。
「まずは中学生活に慣れてくれたら…」という気持ち、すごくよくわかります。
でも、実はその“慣れている今こそ”、高校受験へのスタートラインに立っている時期でもあるんです。
ちょっと驚かれるかもしれませんが、中1の1学期の通知表は、3年後の入試にそのまま使われる「調査書(内申点)」の一部になるんです。
つまり、まだランドセルの名残があるようなこの時期から、実はもう受験が静かに始まっているというわけです。
しかも、中1の勉強ってただ点数を取るだけじゃなくて、「どうやって勉強するか」「どうやって自分で管理するか」といった、一生使える力の土台を作る時期でもあるんですね。
今回のブログでは、そんな「中1の勉強がなぜ大切なのか?」を、
■ 内申点の仕組み
■ 学習習慣づくり
■ 気持ちや自己肯定感との関係
という3つの視点から、保護者の方にもわかりやすくお伝えしていきます。
中1の春にしかできないこと。
今だからこそ間に合うこと。
「知っててよかった!」と思っていただける内容をお届けしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
保護者の方とお話ししていてよくあるのが、
「内申点って、中3の成績だけ見られるんですよね?」というご質問。
実はそれ、熊本県の入試では当てはまりません。
熊本県の公立高校入試では、中1・中2・中3の通知表(調査書)がすべて得点化されて合否に影響します。
具体的には、9教科すべての評価が
という形で計算され、合計180点満点の「内申点」になります。
つまり、中3になってからいくら頑張っても、中1・中2の成績がすでに“点数”として積み上がっているわけです。
特に気をつけたいのが、「中1の通知表」は一番はじめの評価ということ。
部活も始まり、新しい生活に慣れるので精一杯な中1の前期ですが、
その時期のテスト、提出物、授業態度、ノートの書き方までもが、
高校受験の内申点にきっちり影響してくるという現実があります。
毎年この時期になると、こんなお声を耳にします。
大切なのは、中1の今から通知表を「高校受験の一部」として意識することです。
とはいえ、何か特別なことをしなければいけないわけではありません。
提出物をきちんと出す、授業中はしっかり話を聞く、テスト前には計画的に勉強する――
こうした当たり前の積み重ねこそが、のちのち「大きな差」になります。
中1の今を大切にすることが、3年後に志望校の幅を広げることにつながるのです。
中学生になると、小学校の頃と比べて一気に勉強が難しくなります。
それはもう、保護者の方が思っている以上かもしれません。
たとえば英語。
小学校では「聞く・話す」が中心だったのが、
中学では一気に「文法」や「書く」が本格的に始まります。
数学も、ただの計算だけではなく「文字式」「方程式」など、思考力が必要な単元が次々と出てきます。
このときに大事になるのが、「どうやって勉強するか」=勉強のやり方です。
中1の段階では、こういう子が本当に多いです。
でも裏を返せば、この時期に正しい「勉強のやり方」を身につけてしまえば、これからの2年間がずっと楽になるということでもあります。
そしてもう一つ大切なのが、勉強の「習慣」です。
中1の最初で習慣づけができると、その後の成績は安定しやすくなります。
逆に、「まあ今日はいいか」「部活で疲れたから…」といったペースでズルズルいくと、
中2・中3でいくら塾に通ってもなかなか本領を発揮できません。
実際に指導している中でも、中1のうちから毎日の勉強が習慣になっている子は、
テスト前だけでなく、普段の授業への理解度も高く、提出物もていねいで、
結果として通知表の評価もテストの点数も安定して高くなる傾向があります。
こうした習慣を作るために、ナルゼミでもしっかりとサポートをしています。
現在は、例えば
というスケジュールを取り入れています。
教室に来る日だけでなく、来ない日も「決まった時間に机に向かう」習慣を作ることで、
塾がある日・ない日に関係なく毎日学習するリズムを身につけてもらうためです。
「自宅ではなかなか集中できない…」という子でも、
画面越しに仲間が学習している様子を見ながら、適度な緊張感の中で取り組めるようになります。
このように、“習慣が身につく環境”ごと整えることが、塾の役目だと考えています。
中1の今を“ただ過ぎていく”時間にするのか、
“未来につながる土台づくり”の時間にするのか。
それは、お子さん自身の頑張りと、まわりの大人の関わり方で大きく変わっていきます。
中学1年生というのは、勉強に対する“気持ち”が大きく変化しやすい時期でもあります。
小学校時代は「勉強=宿題をやること」という感覚だった子たちが、
中学に入ると「テストで点を取らなきゃいけない」「提出物を出さなきゃいけない」というプレッシャーを感じ始めます。
そんな中で、もし最初のテストで思うように点が取れなかったり、
授業についていけない経験をしてしまうと──
「自分は勉強ができない」
「勉強って、やっても意味ない」
そんなふうにネガティブなイメージが心に根づいてしまうこともあるのです。
そしてこの“勉強に対する気持ち”は、一度固まってしまうと、なかなか修正が効きません。
逆に中1の時期に、
「やったらできた!」
「点数が上がってうれしい!」
「前よりわかるようになってきた!」
といった小さな成功体験を積んでいけると、その子の勉強への姿勢は大きく変わります。
実際、勉強が好きかどうかよりも、
「自分にはできるかもしれない」と思えるかどうかが、長期的に見て大きな分かれ道になります。
そう考えると、中1というタイミングは、勉強への“感情”を育てるうえでとても貴重な1年です。
保護者としても、
「いい点だったね」と褒めてあげることはもちろん、
たとえ点数が思わしくなかったとしても、
「ちゃんと取り組んでいたのは知ってるよ」
「次はどうやってやるか、一緒に考えよう」
といった**“プロセス”を認める声かけ**が、お子さんの気持ちを支える大きな力になります。
そして私たち塾の役割は、
勉強の内容だけでなく、そうした**「できた!」を引き出す体験の場をつくること**。
問題が解けたとき、前より点数が上がったとき、
その瞬間に見せてくれる生徒たちの笑顔は、「やればできる」という自信の証です。
この「気持ちの土台」があるかないかで、中2・中3の頑張り方もまったく変わってきます。
だからこそ、中1のうちに、
“勉強は自分にとって意味のあること”という感覚を育ててあげることが大切なのです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「中学1年生の勉強が、どうして高校受験にとってそんなに大事なのか?」
少しでもご理解いただけたでしょうか?
中1の1年間というのは、
ただ“新しい環境に慣れる時期”ではありません。
実は、高校受験の土台をつくる、もっとも大事なスタートラインなんです。
改めてポイントをふり返ってみると…
熊本県では、中1・中2・中3すべての成績が内申点として入試に反映されます。
「まだ中1だから」ではなく、「もう入試の一部が始まっている」と考えておくことが大切です。
この時期に正しい勉強法と習慣を身につけることが、将来の安定した学力につながります。
うちの塾では、週3回の通塾+週3回のオンライン自習室という体制で、毎日の学習習慣をしっかりサポートしています。
「やればできる」という自信や、「もっとやってみたい」という前向きな気持ちを中1のうちに育てることが、2年後・3年後の大きな差になります。
今、中1のお子さんを持つ保護者の方にとって、
「高校受験なんて、まだ先の話」と感じるのは自然なことです。
でも、先のことだからこそ、今から準備しておくことが、
お子さんの未来にとって最大のプレゼントになるかもしれません。
これからの数年間、部活もあって、思春期もやってきて、親として関われる時間はどんどん短くなっていきます。
だからこそ、今この時期に、「勉強に向き合う土台」を一緒に作っていくことが本当に大切だと、私たちは考えています。
そして、もし「家庭ではなかなか難しいな」と感じたときには、ナルゼミが全力でサポートいたします。
お子さまの成長をいっしょに支えていきましょう。
