2025.10.08教育情報中学生高校受験
「勉強のやる気が出ない」「机には向かうけど集中できていない」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
実は、やる気というのは“行動したあとに出てくる”ものです。
脳科学の研究でも、人は「行動することで脳内のドーパミンが分泌され、やる気が出る」ことが分かっています。
つまり、「やる気が出たら勉強する」ではなく、「とりあえず動くからやる気が出る」。
この順番を知っているだけで、日々の行動が変わります。
今回は、「やる気を待たないための声かけ」と「家庭でできる習慣づくり」についてご紹介します。
ポイント(小見出し)
「やる気スイッチが入らない…」と感じるとき、つい“やる気が出るのを待つ”状態になっていませんか?
でも、やる気は外から降ってくるものではありません。行動することでしか生まれないのです。
たとえば、ノートを開く、えんぴつを持つ、タイマーをセットする――その最初の5分が勝負です。
人は「始めた」ことで安心し、脳が「もっとやってみよう」と働きます。
保護者の方も、「早く勉強しなさい」より「5分だけ始めてみようか」と声をかけてみてください。
小さな行動が、やる気を呼び起こす一番の近道です。
通塾日が火・木・土であれば、月・水・金も同じ20:00〜21:30を“勉強の時間”にしてしまいましょう。
人の集中力や行動は「決まった時間に始める」ことで安定します。
この「生活リズムの固定」は、やる気を生み出す土台です。
そのため、塾ではその時間帯に学年ごとのオンライン自習室「Zoom家スタディ」を開設しています。
家にいながら同じ学年の仲間が勉強している姿を見ることで、自分一人では続かない勉強も自然と続けられるようになります。
授業ほど集中できなくても大丈夫。最初は90分全部でなくても構いません。
まずは5分、10分――小さく始めることがやる気を育てる第一歩です。
やる気が出ない原因のひとつに、「スマホが近くにある」という環境があります。
人は本能的に、短期的な快楽を求めるようにできています。
SNSの通知や動画は、すぐに快感が得られる「報酬」。勉強よりも手っ取り早く満たされてしまうのです。
だからこそ、勉強中はスマホを別の部屋に置いておきましょう。
机の上やポケットにあるだけで、脳は無意識に気を取られます。
「見るつもりはなかったのに、気づいたら触っていた」という経験、誰にでもありますよね。
おすすめは、ポモドーロ・テクニックを使う方法です。
これは「25分集中+5分休憩」を1セットにする時間管理法です。
25分だけスマホを離して集中し、終わったら5分間だけチェックしてOK。
その後、また25分集中する――これを2〜3セット繰り返すだけでも、勉強時間がしっかり積み上がります。
集中力は長く続くものではありません。
最初の25分をどれだけ“スマホなし”で過ごせるかが勝負です。
保護者の方も、「スマホは別の部屋に置こうね」「25分だけやってみよう」と環境を整えてあげてください。
「やる気が出ない」の裏には、こんな理由が隠れています。
このうち、最初の3つは“勉強内容の問題”です。
まずは学校のワークに取り組みましょう。
授業で習った範囲をその日のうちに進めておくと、テスト前に慌てずに済みます。
ワークが終わっている場合は、「練ゼミノート(英語・数学)」を活用。
板書解説や動画解説付きなので、一人でも理解を深められます。
さらに、「プラス10シリーズ」は一人ひとりのレベルに合わせて問題が設定されています。
「難しすぎてイヤになる」「簡単すぎて飽きる」といった“やる気をなくす要因”を防ぐ仕組みです。
つまり、塾の教材とオンライン自習を活用すれば、「やる気が出ないから勉強できない」という状態を解消できます。
あとはスマホを遠ざけ、まず“動く”だけ。
通塾日以外の時間をどう使うかで、成績の伸び方は大きく変わります。
まずは5分から。小さな行動が、やる気と成果を生み出す第一歩です。
その行動を支える仕組みとして、「Zoom家スタディ」をぜひ活用してください。
ご家庭での学習リズムづくりや利用方法について個別に相談されたい方は、LINEから面談をお申し込みください。
