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授業は「肉」

5つの学能と10段階学習法のナルゼミ

年末、友人からご馳走になった焼肉屋の「焼きしゃぶ(特上)」…多分、これは2人前なので2,960円(税別)です。

飲食店のプライスって設備や接客サービス、雰囲気まで含んだものです。例えば、このお肉を同じ値段でデリバリーされて「フライパンで焼いてください！」って言われて納得できますか？大将が1人でお店を経営していて地域や顧客と信頼関係を築いている焼肉屋なら自粛期間中は常連さんもこの提供方法でも納得してくれるかもしれません。

でも、店舗営業ができるようになってもそれが続くか!?と言われたら答えは「言わずもがな」でしょう。塾がオンライン授業をやるということは焼肉屋が肉だけを運ぶような話です。写真の肉をデリバリーするなら半額の2,000円ですかね？1,500円ですかね？結局のところそれは自分のお店の売上も利益も減らすことになるわけです。

学校再開後は教室の感染防止に努め、誰のためにもならない急場凌ぎのオンライン授業といったんお別れをすることが懸命な経営判断だと思います。また、この経験を活かしてオンラインが有効に活用できる業界専用システムが開発される日も来るでしょう。

※飲食店はテイクアウトやデリバリーをすると、コンビニや弁当屋、それに宅配ピザ屋なんかに迷惑をかけてしまっているという罪悪感がありますが、オンライン授業に心酔してる塾講師には正義感しかありませんからね?

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