塾の勘違いG/10
実績


5つの学能と10段階学習法のナルゼミ

保護者や生徒が知りたい塾の実績って『その通った生徒がどのくらい成績が上がったか?』です。それも点数じゃなくて相対値の偏差値か学年順位。

毎回平均が変わる定期テスト同士の点数を比べても正直それほど意味ないことくらいは塾で仕事をしている人なら誰でも分かっています。ただ、現場では目の前の保護者がどうしても定期テストの点数を気にされるので塾の方も大して意味がないと分かっていて「定期テストの点数アップ」とやってしまうわけです。

あと…、合格者の数を「実績」と書いてる塾も少なくありません。これも最初から成績の良い生徒を集めたら偏差値の上位校にたくさん合格者が出るのが当たり前だということくらいみんな分かってやってます。

分かっていてどうしてやるのか?簡単な話、前述した偏差値(相対値)の成績アップは保護者の理解を今ひとつ得られ難いし、ともすれば成績の悪い生徒ばかり集まって来てしまい教務力だけじゃ対応できず指導力(コーチングスキル)まで必要になるからやり難い。偏差値上位校の合格者はたくさん書けば書くほど成績の良い生徒が集まって来てやりやすい…これが塾側の本音です。つまり、こと「実績」に関して勘違いしてるのは、学習塾側ではなく保護者や世間ということになりますね。







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