塾が言わない 不都合な事実@ |
地方になればなるほど公立高校から国公立大学へ進学を希望する方が多いようです。でも、ちょっと待ってください!国公立大学の定員って、どれくらいかご存知ですか? 多少増えているように見えますが国公立大学の定員は約125,000人。つまり、1学年の生徒数(120万人)の10%程度です。大学の入学難易度が国公立→私立と並んでいるわけではありませんが、やはり平均的な公立中学校で上位20%には入っていないと国公立大学への進学は難しいと思います。 当地、熊本大学に関しては最も入りやすい教育学部でも中学校で上位5%にいる生徒さんが進学高校で一生懸命に勉強して入れるかどうか?というイメージです。塾に通えばどんどん成績が上がって国公立大学へ行けるかも!みたいな誤解を招くフレーズが塾の広告やホームページに踊っていますが現実はそれほど甘くはありません。 2018年春の大学進学率は約60%(57.9%)なので学力上位7?9割に入っていれば大学へは進学できそうです(希望すればどこかに入れます)。あとはどの高校へ進学してどんな大学(学部)へ進むか!?現実には大多数の生徒さんが私立大学へ進学することになるので私立高校と私立大学が連携している指定校推薦なんかの有無も調べたうえで高校を選びたいものです。 保護者会では以下のことを詳しくお話ししています。 ??大学(学部)の選び方と考え方 ??中学校の成績とそこから見える大学群 ??指定校推薦やAO入試の実際 ??奨学金に関すること ??職業観から逆算した学校の選び方 「なんのために勉強しているか?」「なんのために塾へ通っているか?」それは言うまでもなく『希望する職業に就いて幸せで充実した人生を送るため』です。なのになのに意外なほど将来どんな職業に就きたいか!?をはっきり言えないお子さんが多いことに驚きます。それではどれだけ頑張ったらいいか!?お子さんご自身もわかりませんし、親御さんとしてもどんな成績が必要でどの大学(学部)へ進学させるべきかもお分かりにならないでしょうし、教育費さえも検討がつかないので計画が立たないでしょう。 世間から「凄いね!」と言われたり思われたりする大学へ進学されたり、羨ましがられるような会社に就職したり、職業に就かれたりするお子さんの親は、そのお子さんが生まれてからずっとその目標に向けて一生懸命に考えながら日々努力を積み重ねてこられた方々です。そんな方々にとっては子育てをするうえで当たり前のことなのでお子さんの目標や日々の習慣をあえて仰ることはないでしょうが、決して”偶然”でもありませんし“たまたま”でもありません。 リンク先 *次へ *前へ *top pageへ *topics indexへ
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