過去問の使い方…
大丈夫ですか?

5つの学能と10段階学習法のナルゼミ


私立大学や国立大学の二次試験は問題の個性が強いので過去問を解いてみて出題傾向を掴み対策を練らなければ勉強の方針が立ちませんが、公立高校入試は基本的に万遍なく出題されますし、それほど特異な問題が出題されるわけじゃありません。

公立高校の過去問題を使って勉強する目的は「全体を眺めて難易度の分布を掴み、本番で時間配分を誤らないようにするため」です。

過去問自体で内容を勉強しても次年度に同じ問題が出題される確率はむしろ低いわけですからあまり意味はないと思います。それより写真のように難易度を区切って表示し「何段階まで解けたら○点になるから□□高校の合格ラインを超える!」みたいな相関表を見せながら過去問題を解かせる方が過去問題の価値が上がります。

それに入試直前になればなるほど自分の学力で到底解けない難易度の数学や理科の問題を「先生、分かりません…」って持ってきますよね。これってお互い時間の無駄なのですが「君はこの問題、分からなくていいよ」って言い切って目の前の生徒を納得させるにはそれ相応の説得力なり教務力なりが必要なので、若い先生や学生講師じゃ大変です。でも、難易度を表示して得点と繋げてあげると誰でも説明できますし、生徒自身も納得してくれます。





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