何が塾の"実績"であるべきか?

5つの学能と10段階学習法のナルゼミ


その昔、塾は「成績優秀な一部の生徒が通うところ」でした。ですから、塾の先生にとっては難しい問題を解りやすく解説して、その生徒たちが難問を解けるようにし、偏差値上位校へ合格させることこそが塾の”実績”だったのです。

ところが、最近ではほとんどの生徒たち塾通いをするようになってきたので少なからずの方が合格者数を”実績”と塾が自己主張することに違和感を覚えているはずです。しかし、未だに合格者数を”実績"と呼ぶ感覚は業界内に根強く残っていることも確かです。

では、何が塾の”実績”なのか?

客観的に数字で表すことができる塾の実績は2つ。「@成績アップ=どれくらい成績が上がったか?」と「A第一志望の合格率=どれくらい第一志望に合格したか?」です。それがどんな成績の生徒であったとしても親御さんと生徒自身の関心事であるわけですから誰が何と言おうと塾の実績でしょう。

確かに偏差値上位校の名前や人数がずらりと並んでいると「良い塾?」みたいな誤解をしがちですが、それは単なる誤解です。なぜかというと、塾の先生にとっては成績が優秀でない生徒の成績を上げるよりも、成績優秀な生徒に勉強を教える方が遥かに簡単な仕事だからです。なのに、成績優秀な生徒にはプロの塾講師が教え、そうでない生徒には素人の学生講師が教えているという矛盾…。

また、コーチングに関しても成績優秀な生徒はそもそも得意意識とやる気がありますからコーチング自体が必要ありませんが、成績が下へいけばいくほどコーチングの難易度が上がっていきます。塾業界に残る「偏差値上位校を塾の実績と考える古い考え方」がさまざまな面で生徒たちに良くない影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。






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