甘くないかもよ!?

上がるまで保証のナルゼミ

大学の同級生(教育学部)も学校ではベテラン先生と言われる年齢になってます。そんな彼らのだれに会っても共通してよく聞くフレーズがあります。それは…「早く退職して楽したいー」です。塾の先生に比べると学校の先生って本当に大変なんですねえ。昔は言うことを聞かない子(不良)が先生のアタマを悩ませる代表でしたが、最近はそれにモンスターと不登校が加わっています。不良の質も反抗型から甘え型に変わっているのでたちが悪いそうで…。

だから私、いつも言うんです。「授業は学力別に編成して授業をやりやすくする!学校に来ない子や授業に入らない子は保健室なんかに誘導するんじゃなくて留年させればいい!」と…。保健室は甘えん坊をカウンセリングする場所ではなくて病気やケガを一時的に処置する場所です。本当に保健室を必要としている子にとっては大変迷惑な話です。それに給食費を払わない家庭の子は給食時間だけ別室に集めて乾パンでも配っておけばいいと思いませんか?そうすれば大部分の親は払うはずです。そういう親に限って自家用車を所有しブランド物の財布やバッグを持っています。みんな分かっていることですが、払えないんじゃなくて払わないんです。世の中でお金を払わず食事をしたら無銭飲食といって立派な犯罪になるわけですから、学校がそれを許してはいけません。

不登校だって同じこと。学校に行けない登校不可能生徒(児童)と学校に行かない登校拒否生徒(児童)をハッキリと区別する必要があります。病気やケガで登校が不可能な生徒(児童)は学校がフォローしなければなりません。でも、単に甘えて登校を拒否している生徒(児童)は出欠をキチンとカウントして足りなければ留年するという現実を突きつけないと登校拒否は改善されないでしょう。学校にも行けない子が大人になって毎日職場に行けるわけがありません!昔の登校拒否は反抗外向き型、今の登校拒否は甘え内向き型…根本が違います。今の甘え内向き型の登校拒否の多くは将来生活保護で暮らすことになり、国の財政に大きな影響を及ぼしかねません。

話は先生に戻りますが「早く退職して楽になりたい」と言っている同級生がチョッと勘違いしていることがあります。それは定年時と定年後の待遇です。ここ15年の退職者は世の中が好景気に湧いて世間様が高収入のとき公務員の安い給料で辛抱された世代です。所謂「苦あれば楽あり世代」。でも15年先の退職組はこれとは真逆の「楽あれば苦あり世代」です。だって彼らの給料を聞いてみると民間の我々が驚くような給料とボーナスを取っていますもんね。行政の財源から見ても今の待遇が長く続くことはないでしょう。実際に退職金は5年前をピークにドンドン下がっています。校長先生まで出世された方でも年金は20万円を切っているという話も聞こえます。早く退職したいと願っても年金財源の乏しい行政が雇用制度を変更してくるのは間違いありません。学校の先生あたりは70歳定年制になることも考えられます。…で、途中で辞めると退職金が大幅カットなんてこともあり得ない話ではありません。

生徒も先生も「世の中そんなに甘くない」とそろそろ悟るべきときが来ているような気がします…^^




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