基本は家庭と学校
個別より、個別のナルゼミ


新政権に対する期待で株価も上昇し、円安も進んでいるようです。景気が上向くということは何よりですが、そこに実態が伴わず短期的な政策やそれに対する期待感だけで押し上げられた景気はやはり虚像にしか過ぎないと思います。

いろんな有名企業のトップのインタビューされるなかで某自動車メーカーの社長さんが「日本は所詮資源の無い島国ですから、みんなが一生懸命に働かないと…」と言われてました。小学生にも分かる言葉で今の日本の弱点をズバリ射抜いたこのコメントに大変共感を覚えました。さらに教育や家庭という観点から掘り下げて言うならば「家庭でも学校でも甘えと甘やかしの構図を排除し、それぞれが努力すること。加えて、自分の身の丈に合った生活を由とし、堅実で具体的な職業観を家庭で養うことです。」

未来の日本経済を見据えたとき「10人に1人が不登校という異常事態」…これを家庭と学校で早期に解決しなければ大変なことになります。だって「10人の税収で1人の生活を賄うこと」など到底できないわけですから…。生活保護などの社会保障は弱者救済を目的とし、相互扶助のために整備された社会インフラであって間違っても「学校に行けるのに行かなかった甘えん坊の救済」ではありませんから…。

運動でも勉強でも自分(我が子)の能力(適正)の見極め、健康ならば毎日学校に行って友だちをたくさん作り、将来はどんな職業に就くか?!できるだけ早く考え始める。企業家も政治家も基本は家庭と学校で育ちます。そこに大きな不安を抱える以上、日本経済の未来を楽観視することなど到底できません。




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