個別より、個別のナルゼミ


※よい個別教室の簡単な見分け方をお教えしましょう。

教室長は監督、講師はコーチ、生徒は選手と見立ててください。

まず、監督不在でコーチ任せになっている教室は論外です。また、監督がいたとしても適確な采配をふるっていない教室もダメです。加えてコーチがやたらとベッタリ選手に付きまとってずっと指示を出している…これもダメです。

構成としては…監督(教室長)1人、コーチ(講師)に2〜3人、選手(生徒)が10〜15人で整然と選手(生徒)たちが自分のやるべきことを自覚し、黙々と取り組んでいる教室がベストな個別教室です。

指示や質問は必要に応じて対応していれば十分です。コーチと生徒の比率は各々の能力により変わります。



塾に関しては、より先生と生徒の比率がより小さい方がイイって何の根拠もなく信じられていますが、本当にそうでしょうか?

スポーツでも料理でもあらゆる教室を見渡して中途半端でアマチュアに毛の生えたような先生がマンツーマンで引っ付いている教授形態、他にありますか?

その昔、一斉授業で生徒が集まんなくなった塾が「ウチは個別で見ます!」と言い出しました。最初はある程度の比率を保っていて、それぞれが違うことをやりながら質問対応や説明を個別に対応していたはずです…ここまでは正解。

でも、お隣の塾も生徒の現象に悩み始めて「ウチは1:3で見ますよ!」ってやっちゃった…。すると、元祖は「いやいやウチは1:2でやりますよ!」と返す。こんな感じで塾同士の比率競争が始まりました。これがそもそもの間違いです。もしかすると、そのうち生徒:先生の比率が逆転して「生徒1に先生2」とかなるかもしれませんね(笑)。当然、教授の課程で個別に対応することは必要です。でも、授業自体が指導全体が少数比率の個別形式というのは生徒の自立や自己解決能力を阻害する指導形態です。

私から見ると「個別化、安売り化、無料化…」は全部、塾が個性や付加価値の創造を怠った結果、短絡的な集客行動に走った結果だと思います…。だから、塾を選ぶとき十把一絡げに個別教室をくくらないで、同じ個別という看板を揚げていてもどんな指導形態や内容で運営されているかをちゃんと見極める必要があるんですね…。




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