塾の役割

夏講習(ナツコウシュウ)…受付中!

塾のチラシを見ていると、その塾に通えばどこまでも成績が伸びるような錯覚を起こしそうです。

成績は上がり続けはしません。むしろ、ある程度のところからは維持するための勉強になります。学力には運動神経と同じく勉強神経があり個人差があります。この場合の勉強神経は知能指数、躾、性格を含んだものとします。そこへ、学習環境と努力が加わり変化が生じるのです。「こんなに伸びました!」なんて現象はなにも塾の手柄ではなく本人の勉強神経に塾という環境が加わって努力したまでのことです。

親であれば1番でも上に…という偽らざる本音があることは誰に教えられなくても私自身の胸に手を当てれば分かります。しかし、そこは冷静に我が子の実力を見定めなければなりません。そして、納得できる位置に到達したら上昇することから維持することへ目標を切り替えることも大切です。素直に明るく頑張れるお子さんは“走る速さ”と同じように自分の学力限界値を知っています。そこに親御さんの理解が加われば結果的にお子さんは救われます。

中1生の皆さんは長く見て6年間、短く見ても3年間のマラソンです。焦らず奢らず自分の位置を確かめながら努力と反省を繰り返しましょう。逆に中3受験生の皆さんは今までの自分を振り返り、現状の位置を再認識しながら残り半年で自分がどこまで前の集団に追いつくことができるのか?冷静に判断することから始めなければなりません。


私たちにできることは、親御さんやお子さんに様々な情報をお伝えし、的確な目標を共有して、その達成をサポートすること。また、結果を共に反省し、目標達成のために必要な方策を提示し、前向きに取り組める学習環境を提供することなのかもしれません。



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