今日から夏期講習 …中1生の現状 |
夏期講習が始まりました。
実力テスト、期末テストと2つの定期テストが終わり中1生の輪郭も徐々に見えてきました。期待も込めて“下げ止まり”を感じてはいましたが、残念ながら現中2生に比べて目立った改善はないようです。ハッキリしたことは8月に実施する模擬試験の結果を検証しなければ分かりません。 それにもう1つ、現中2、中1に関して気になることがあります。成績を分析していて感じることは、本来学年上位の10%以内をガッチリ固める成績上位層の存在があまり感じられないということです。これを“上抜け”現象といいます。もちろん、上位層が全くいないわけではありませんが、どの中学校でもその大部分が抜けてしまったかのような分布になっています。もしそうだとすると、小学校時代の勉強不足による学力低下に加えて、ある程度以上の成績層が私立中学へ進学したり転居したことが原因とも考えられます。 現中3生までは“上抜け”の現象はあまり認められず、学年の母集団(人数が多い偏差値50前後)の意識が上下することで平均点が動いていました。しかし、現中2生と中1生に関してはそれまでの学年とはハッキリと傾向が異なります。私立中学への進学は個人の選択によるもので是非は問いませんが、地元公立中学に進学した生徒さんにとっては決して好ましいことではないでしょう。 このような現実を情報として少しでも早く捉え、自分の客観的な成績(県偏差値)を知ること…。そして、確かな対策を立てて目標に向けて努力を怠らないことが何よりも大切です。そうすることによって周囲の環境に左右されること無く、納得の高校入試を迎えることができます。最も警戒しなければならないことは、中学校内の順位だけを見続けて自分の成績を過大評価することです。中3生の9月に全中学校で実施される県下一斉の共通テストでその客観的な成績を初めて知るようでは、志望校を大幅に下方修正することになります。 私たちナルゼミは地域に根ざした学習塾として東部地区の皆様方の成績向上と志望校合格をお手伝い申し上げます。 リンク先 *次へ *前へ *top pageへ *topics indexへ
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