ナルゼミ

長嶺中の学力低下がようやくみなさんに浸透してきたようです。もう、どなたに聞いても長嶺中の成績がイイなんて勘違いをされている方はおられません。

実はこのソース(情報源)は私たちです。この校区に10年以上いるのでその変化は誰よりも分かります。2009年の年末、この情報を如何にして伝えようかと焦る私の暴走とそれを抑止しようとする白石のブレーキが衝突して大喧嘩したことを懐かしく思い出します(笑)。そりゃ、共通テストの市内中学ランキング表を空からバラ撒いてやる！とか本気で息巻いたら冷静な白石も怒りますわなぁ…(苦笑)。でも、ウチみたいな小さな塾がブツブツ情報を発信したところで浸透する前に情報は消えてなくなります。チラシやら資料やらいろいろと策を講じた結果、約１年で私たちの思いが隅々まで伝わったようです。

今のところ長嶺中(託麻南小＋長嶺小)の学力低下は現中２が大底と見ています。託麻南は私の在住校区ですし、長嶺小の教頭先生はたまたま私の学部/学科の先輩です。情報をストレートに伝えることができたので対応も早かったのだと思います。成績不振が根深いものではなく小学校にあるとすれば地域の大人や小学校の先生方の意識で改善します。

逆に、今、いちばんの心配は西原中です。ナルゼミからの情報も届きにくく残念ながら先生方との交流もありません。西原中校区の塾にナルゼミのような憎まれ役を買って出る塾があればよいのですが、それもなさそうです。西原中と校区が重なったエリアでは錦ヶ丘中や帯山中を生徒が選んだそうで、今年の西原中１年生は例年より生徒数が１割以上少ないとも聞きました。もちろん、それだけが原因ではなく私立中学への進学者も少なくなかったのでしょう。今年の３年生も、そして２年生も、さらには１年生も心配な状況に変わりはありません。

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