多数派モンスター

気になる塾は、きっと好きになる塾。

モンスターペアレントとは…学校に対して自己中心的で理不尽な要求をする親を意味する。向山洋一の命名とされる。基本的には直接教員にクレームをおこなうものが多いが、校長や教育委員会など、より権限の強い部署にクレームを持ち込んで、間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるという形式も増えている。(インターネットより)

これって昔からいた非常識な人のことですよね!?どこの集団にも常識がある以上、一定の割合以上で非常識人はいます。こんな連中の話は笑って聞き流せばイイだけのこと…実際、笑えないのはこの少数派モンスターではなく、まったく姿を現さない多数派モンスターです。

学校以外の現場に話題を変えて質問します。
「会社で、課長Aが別の課の社員に向かって彼の直属の上司である課長Bの批判をしたり、陰口を言ったりしました。さて、この行為をどのように思われますか?」
そうです。その社員が賢ければ、課長Aに失望します。もし、その社員が賢くなければ課長Bを信頼しなくなります。どちらにしても会社にとってはマイナス的な行為ですよね。

お気づきになりました?保護者が学校の先生のことを子どもの前であれやこれやと批判したりするのはこれと同じこと…。保護者同士の会話でも基本的は避けた方がよいでしょう。意見や不満があるなら先生本人に保護者として直接言えば済むだけのこと。なかには、先生の質が昔より落ちたから…って言われる方もいるようですが、だからといって先生の陰口を子どもの前で言ってイイという理由にはなりません。客観的にみて、私はむしろ先生の質よりも親の質の方が昔より大きく下がっているように感じてならないのです。…このトピックスのお読みの皆さんは如何お感じになられますか?

[蛇足]
少なくとも学校の先生は、教員免許を取得して教員採用試験をパスされた優秀な人材です。そんな先生方の欠点やクセを見つけて批判できる親御さんが、塾講師の能力を見抜けないのはなぜでしょう?(^^)



次へ
前へ

TOP PAGEへ
TOPICS_indexへ




Copyright(C)
narusemi Co.Ltd,.
All rights reserved.