計画性
気になる塾は、きっと好きになる塾。

【質問】
月に500円のお小遣いをもらっている小学生が1冊390円のマンガ本をもらったばかりのお小遣いで買うと言い出しました。さて、お母さんならどう答えますか?

【答え】
自分のお小遣いから390円のマンガ本を買うことはできないことを説明しなければなりません。

【理由】
お小遣い制は必要なことです。でも、何のために渡しているのかを考えてみて下さい。お小遣いは親の代わりに買い物をさせるために渡しているのではなく「計画性」を学習するために渡しているのです。…ということから考えても500円のお小遣いをいっきに約8割も使ってしまうようなことは絶対にやらせてはいけません。そんな感覚のまま大きくなると、もらったお給料をスグに全部つかってしまう大人になりかねません。
一概には言えませんが子どもが購入するモノの単価の上限は月額お小遣いの「1/10〜1/5」ぐらい…この場合だと、50円〜100円までです。それを超える場合は親が都度考えながら必要ならば買い与えればいいことです。お小遣いは全体を1とすると、それを4週(1/4)、半月(1/2)に分けて使わせるべきです。学年が上がって金額が大きくなるとお小遣いの中から貯金の枠組みも教えなければなりませんし、臨時収入も含めて管理するための“通帳”を持たせることも必要でしょう。

毎月のお小遣いはお金を通して「計画性」を身に付けることが目的の教材と考えて下さい。むやみやたらにお金を渡したり、渡したお金の使い道を精査しないのは親としてその意味を理解していないと言われても仕方のないことです。もちろん、携帯電話を毎月何万円も使わせるなんてのは論外ですよ(+_+)


次へ
前へ

TOP PAGEへ
TOPICS_indexへ




Copyright(C)
narusemi Co.Ltd,.
All rights reserved.