ナルゼミの退塾事情

気になる塾は、きっと好きになる塾。

ナルゼミは退塾がホントに無いんですか?…と、同業者から聞かれました。限りなくゼロに近いことは事実ですが…実際にはありますよ^^;


中学生になってからナルゼミに来られた方…それが、他塾経験者であればその退塾者数はゼロと言っても過言ではありません。もちろん、小学生のころからご通塾頂いている方々に関しても、その大部分が中3卒塾まで在籍されます。そうですねぇ…、長い方は7年…8年とご通塾頂くことになります。ただ、実際に小学生のころからご通塾を頂いたかたのなかにごく少数ではありますが、6年生〜中学1年生の時期に迷いや不安が生じることがあります。←ここが唯一、退塾者を出してしまうゾーンです
(>_<)

この頃の迷いというのは、塾に対する云々…というよりは、むしろ、親御さんご自身やわが子に対する不安や迷いです。その不安や迷いが“塾替え”というカタチで姿をあらわしただけだと私は分析しています。変な例えかもしれませんが、『ラケットを買い替えればもっと上手になるかも?!』と期待するテニスプレーヤと同じ心理です。実際、これと決めたひとつの塾を長く続けるためには、親御さんご自身の勉強や受験に関するご経験か?!それらに対するご理解が必要です。加えて言うならば、塾の本質を見抜く目も必要でしょう。ナルゼミのような地味な塾を確信を持って通わせ続けるには保護者様にもそれ相応のお考えがなければ難しいとも思います。

ナルゼミに関する退塾の本質をそのように理解をしている私たちは、たとえどんな場合でも無理に引きとめたりすることは決して致しません。その理由は、引き止めようとすればするほど親御さんと私たちの間に挟まれた子どもさんが可愛そうだからです。そんなことにならないよう、一生懸命に授業や教材研究に取り組み、子どもさんひとりひとりとの関わりに心配りを忘れないように心掛けています。このトピックスやたくさんのメールも、私たちの考え方やお子さんの様子を少しでも多くお伝えするために書いています。

いろいろ申し上げましたが、ひとつだけハッキリと言えることは…『退塾者がひとりでも出てしまうということは、まだまだ私たちの仕事が足りていない』ということです。ひとつの教室を3人で10年…親御さんの迷いや不安さえキチンと受け止めることができない…私たちはまだまだ未熟者です。


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