欲しいモノ…

気になる塾は、きっと好きになる塾。

今週、中2数学の授業でチョッとしたことが話題になりました。それは『お金と欲しい物』…子どもたちが言うことって、だいたい想像がつくでしょ!?!^^;男の子ばかりのクラスですから話の方向は一直線です!


いろいろ持っている物や欲しい物を聞くと、よく耳にするアレらが登場してきます。DS、PSP、iPod、iTouch、wii、PC、ケータイ…我々の時代は、自転車!カメラ!ステレオ!あたりが男子の欲しがるものベスト3でしたが、時代は変わりました。もちろん、つり竿!って言ってくれた子もひとりはいましたが…(^^)

そんでもって、口を尖らせて『ぜんぜん買ってくれーん!ウチの親、ケチだん!←熊本弁で』と合唱します。

ここで、怒りの導火線に火が点きました!
電卓を持ち出してきて、目の前でその子たちが欲しがるものの金額をひとつひとつ足して見せました…最後の[つり竿=6万円]がちょっとヘビーでしたが、トータルは20万円弱。子どもたちにとっては大金です。『おっー!すげーっ』という低い歓声があがります。
怒りの説教はここからです。『お前たちの欲しいものって、たったこれだけかァ?これを買ってくれんから、お父さん、お母さんをケチ呼ばわりしてんのか!おい(怒)!じゃあ、お前たちに1年間、どれだけの塾代がかかってるか知ってるか?部活だって、部費に遠征費にユニフォーム代に…結構、金がかかってんじゃねーのかっ(巻舌)?塾行って、部活して、飯食って、服着て…自分にどれだけ金がかかってるか計算してみろ!少なくとも、自分でちゃーんと勉強して塾なんか行かなくたってイイって成績だったら、お前らが欲しがってるものぐらいちょいちょい買ってくれるワ!その方がお前らだって機嫌イイだろうし、親だって気分がイイんだよ。おい!言っとくけど、お父さんもお母さんもケチでも貧乏でもないぞ!もちろん、お前らが憎たらしいワケでもない!だいたい…中2にもなったら、そのくらいのこと自分の頭で考えろ(怒)!』

さすがに男の子たちも静かになって『へぇ…』って納得してました。親はあえてそんなこと子どもに言ったりしませんからねぇ…。でも、私はハッキリ言います!声を大にして…。1年間の塾代も高校・大学で必要となる学費もキッチリ教えてあげました。親はスーパーマンでも造幣局でもないんですから…。親に感謝することもできずに勉強して少しぐらい成績が良くなったって、大した大人にはなれません(キッパリ)。まァ、これも私なりの動機付けです^^


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