手遅れになる前に…

気になる塾は、きっと好きになる塾。

なぜ、ナルゼミが今年から小学1年生と2年生の教室を閉鎖したか…?
それは、10年前とは少し様子が異なる1年生と2年生に対して今までの運営方法で授業を行うことに些かの疑問を感じたからです。景気の低迷とお母さんの社会進出が思わぬところに弊害をもたらしているような気がします。10年前の小学1年生や2年生には感じることのなかった言い知れぬ不安をときどき感じることがあります。そんな、小学1年生の段階で深刻な「差」が出来てしまっているお子さんに週数時間の塾ではどうしても完全な対応ができかねるからです。

■一見、普通の子…でも、こんなことが気になったら要注意!!

手が硬い
文字を書くスピードが著しく遅く筆圧が弱い。ペンを持つ習慣がないことが原因。
言葉が少ない
平易な日常会話ではわかり難いが、国語や算数の問題を口頭で伝えるとまるで理解できていない。
こちらが言うことを理解してない
言葉が少ないことに準じるが、物事を伝えようとしたとき「伝わってないかな?!」とこちらが不安に感じる。
約束をスグ忘れる
言葉を正確に理解していないためか?覚える(暗記する)という習慣がないためか?宿題も約束もスグに忘れる。


原因は様々ですが、親御さんが教育的にお子さんと関わる時間が減ってきているのでは?!と思わざるを得ません。それと、親御さんの子育て観に“学習・勉強”といった文言が薄れてきているような気もします。お子さんとお母さんを取り巻く環境は10年前と大きく様変わりしました。シンプルであるはずの小学校低学年期に、パソコンや携帯、ゲームが入り込み勉強以外にも覚えるモノがたくさん溢れています。また、専用の自動車を持つようになったお母さんは行動半径が広がり、週末しか我が子と接することができないことも手伝って、土日は子どもとあちらこちらに出かけているようです。こんな“落ち着かない”家庭環境下でお子さんが勉強する時間を十分にとれているとはとても思えません。
小学1年生や2年生は判断しにくいことが、3年生にもなるとハッキリとしたカタチで表われます。『子どもの個性を伸ばす』ということと『子どもに教育をしない』ことは決して同義語ではありませんし、『元気な子』と『落ち着きのない子』も違います。
塾や学校は、学力を伸ばすための場所です。躾教育や習慣付けは、家庭で親御さんがキチンと行わなければならないということを若いお父さんお母さん方は再認識して下さい。
こんなことを言う塾はナルゼミだけかもしれませんが、根本的なチカラが備わっていない状態でいくら塾に授業料を払っても何の効果も得られないでしょう。そんな状態のまま、お子さんが中学生になって「こんなはずじゃなかった」と嘆いても、その時は既に手遅れです。



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