大学時代の悪友?!と
あくまでも世間話です(笑)

※このページは業界人向けです。

同窓会の写真を見ていて友人との会話を思い出しました。
『俺たち教員は定年まで働けるけど、塾の先生って旬が過ぎたらどげんすっと!?退職金とかあると!?』と…鋭い質問です。
大手企業に勤める友人が…『どこでもそうやけど、本流から逸れると基本的に50歳前後でリストラよ(笑)!子会社とかあれば出向するけど塾はナカろ!?悲惨やな…』と…。

でも、常識ですし、正解です(泣)。会社という集合体は30年で人が入れ代わる仕組みが出来なければ半永久には続きません。
塾業界は長くても25年…急成長した業界ですから組織を形成してからの年数で言うと10年前後と見るべきでしょう。
今、塾にいる長老(50代)は少数派ですから、20代と30代で支えることができますが、今の若手は絶対にリストラに遭います。
隣接業界に組織を拡大している塾はイイとして小中高の塾分野だけで成り立っている会社は相当危険です。
県外に侵食するにも限界があるので、そのうち自分で自分の足を食う…蛸足状態に陥るでしょう。

それでは、独立開塾の道を選ぶか?!…塾が少なかった時代は比較的少額で簡単に独立ができましたが、これから先は違います。
最近、大手塾の職員が会社を退職をして独立を試みたという話が耳に入りました。開塾資金として金融機関に500万の借入を申し込んだそうですが見事に断られたそうです。
当たり前です!それに、500万程度で何をしようと思ったのでしょうか!?全然足りません。8年前の我々ですら、その4倍以上の借入資金を準備したのですから…。
マンション1件が軽く買えるぐらいの金額を7年程度の返済期間で借りるチカラがなければ、独立なんて考えない方がイイでしょう。

近い将来、塾講師受難の時代は確実にやってきます。
組織塾の職人講師が50歳を過ぎた辺りで初めて世間に放り出されたらどんなことになるか?!考えただけでもゾッとします。
それと余計なお世話ですが、独立するなら激戦区がお勧めです。短期間で白黒がハッキリするので若いうちなら転業のチャンスも残ります。隙間地区で何年か上手いことやっても、5年やそこらで生徒を集めたと見極めたら大手塾が必ずやって来るはずです。そうなってからでは取り返しがつきません。



TOPICS_indexへ
TOP PAGEへ





Copyright(C)
narusemi Co.Ltd,.
All rights reserved.