団塊の世代

塾の意外な関係

塾業界に危険信号!!


「団塊の世代」と呼ばれる先輩たちが、ここ数年で一斉に第一線から退かれます。いわゆる「大量定年退職時代」です。そうすると、バブル崩壊から狭き門となっていた企業の「採用窓口」が一気に広がることになります。
ここ10年、学習塾の校舎が増えた1つの理由に誰もが承知の「少子化による市場ニーズの増加」があげられますが、実はもうひとつ裏の事情があります。それは「いくら急激に校舎を増やしても講師がどんどんやってきた」という社会的な背景です。
それまでの学習塾業界は業界としても認められない程度の小さな業界でした。それを証拠に、このページを読まれている親御さんの同世代には「塾の先生」って少ないはずです。
高度経済成長とバブルの時代にあえて学習塾に勤めるに至ったのは、個人にそれなりの止むを得ない事情があったはずです。

多分、就職の環境が改善されると新卒の学生から[塾業界]は見向きもされないでしょう。なぜなら、働く時間帯は昼から夜中、おまけに休みは少なく、賃金も安い。こんな業界にある程度の人材が集まり続けたのは…働きたくても就職したい会社に「採用がない!」という学生の事情がそうさせたのです。
[買い手市場]という塾業界にとっての[追い風]がこの春から止まり、一般の企業がこぞって採用窓口を大きく開げる[売り手市場]に転じます。いくら学習塾が両手を広げて笑顔を作っても振られるのは必至…。新卒の人材が来ないばかりでなく、ここ数年で就職した若い塾講師もこれを機に転職(転業)を考えるはずです。
校舎と生徒は相変わらずで講師が不足すると…人材不足に頭を抱える塾は「もう、誰でもイイ!」といい加減な講師を採用しかねません。

実際に採用を担当している職員と経営者は、合格者数よりも春からの講師の頭数の方がずっと悩みの種なのではないでしょうか!?


なんでこんなTOPICSを思い付いたかって!?
昨夜、報道ステーションでやってたでしょ…。
22時に授業が終わって残務をしても22時半には居間でTVを見れますからね(笑)。
なるゼミは子どもたちの健康と生活のリズムを考えて「居残り」はさせない主義です。
個別フォローは日を改めてゆっくりと拝見する体制をとっています。


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