◆TOPICS◆
こんなに小さくしても作品のチカラが伝わってきます。
構想〜撮影〜デザインのエピソードとか、いろいろ聞いてますが、流石の仕上がりです。
そう!なるゼミの冬期講習のチラシも同じ場所、同じカメラマンの撮影によるものです。
でも、4人の足だけじゃないですよ(笑)。
せっかくですから、定松くんの感想と審査委員長の講評を紹介致します。
◆エフエム・クマモト「勇気をくれるFMK」
THIS DESIGN 株式会社
定松 伸治さん(37) 福岡市
デザイナー
グランプリに選んでいただき、ありがとうございます。私は2年ほど前まで熊本に住んでいて、よくFMK(エフエム・クマモト)を聴いていました。ラジオのMCとリスナーとは、顔は見えないけど、ちゃんと心が通い合っていて、不思議な信頼関係が成立しています。その面白さをモチーフに表現しました。
苦労した点は、やはり全体のリアリティーです。2人の着ているものや靴、立つ位置、角度、場所の設定、ロゴの処理など、かなり検証に時間を要しました。最後にコピーを入れるかどうかも悩みましたが、写真だけでいこうと決めました。今回初めての応募でグランプリを受賞し、とても励みになりました。
クリエーションアワード
審査委員長
佐藤
可士和氏
【グランプリ作品の講評】 これは、数ある作品の中でもパッと目にとまった。すごくよく考えて作られている。写真の力もすごくある。女の子が男の子にキスをしている場面だと思うけど、女の子のかかとの下のFMKが荷台になって後押ししている。作者の意図がぴたりと伝わる。ラジオの持つ温かさ、良さみたいなものが非常にうまく表現できている。FMKのロゴがカタカタと違った方向を向いているのも、しゃれが効いていて上手。スニーカーの種類の選び方やスタイリングの妙を感じる作品で、例えばキュロットスカートやスニーカーの汚れ具合などほんのちょっとしたところが、引っ込み思案な女の子を想像させる。恋愛は普遍的なテーマだし、今の若い子も共感するのではないか。今回の中では飛び抜けて良かった。こういう良い作品を新聞で発表し、皆が参考にしてくれるといいと思う。
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