◆百分率の巻◆

生活の場面で学ぶ…


塾講師は日曜日しか子どもたちと夕食を共にできませんから、できる限り自宅で食卓を囲むように心掛けています。
今日はお父さんも一緒に買い出しのためにスーパーへ…

普段はご法度のジュースも今日は特別に我が家の財務大臣から許しがでました。
子どもたちは目を輝かせてジュースコーナーでキョロキョロします。

下の娘が『桃のジュースが飲みたい!!』というので、果汁100%のDoleを差し出したところ、横においてあったネクター(果汁30%)に目を奪われてしまったのです。
母親としては果汁100%に決めさせたいらしいのですが、子どもは[不二屋]さんの巧みなパッケージに魅了されて『こっちがイイ!!』と譲りません。

(ここで、横から算数の先生が割って入る!)

『30%ってねー。10のうちの3…このくらいしか本物の桃じゃないんだよー。あとは、ぜ〜んぶ、水と砂糖…(この辺は適当)。』とジュースの下から3割程度の辺りを指差します。
『ん〜!?じゃぁ、こっち(Dole)は?』という娘の問いかけに、間髪入れず『こっちは100%!だから、ぜーんぶ!!桃!上から下まで桃だらけ!どっちが美味しいかなぁ??』
素直な?!娘は『じゃあ、こっち!』と100%の方で一件落着。

私としては別にどちらでもよかったのですが、百分率が苦手な最近の小中学生が頭を過ぎり、絶好の機会と思ったわけです。
割合や百分率は生活の中で先生や親たちが多用することで感覚的に身についてくるものだと思います。

勉強は何も机の上だけで教えるもの(教わるもの)ではありません。
親が日常生活のいろいろな場面で、距離や重さの単位、時間や分数を会話に取り入れることが本当の意味での勉強になります。


念のため、誤解が無いように言っておきますが、ネクターの[不二屋]さんには何の偏見もございません。
あくまで、算数の教材として使用させていただきました。 m(__)m


お父さん特製
[たこ焼き]

作り過ぎた[たこ焼き]を白石家におすそ分けしたところ…
「美味しかったです!引退したら、たこ焼き屋さんになれますね!!」って…
『おいおい、もう引退させる気かい!?(怒)』



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