◆2005年を振り返って◆

冬期講習、開講中


冬期講習が始まりました。毎年、年末年始は冬期講習のド真ん中なので緊張した気分で過ごしています。

いつもより少し早めの帰宅をするとTVでは今年1年の世相を振り返った特集やら特番やらが画面を騒がせています。
今年は寒波や地震(津波)、大型ハリケーンといった自然災害に加え、小さな子どもを狙った残忍な事件や建築偽造問題といった人災と、何とも表現し難いニュースが多かったように思えます。
年末になって塾業界を揺るがす「塾講師小6女子殺人事件」も起きてしまいました。
規制緩和で気が緩んだ建築業界と、もともと規制自体や監督省庁が存在しない塾業界は両極端な位置関係にありますが、どちらとも利益と効率を優先に考えた経営が一般の方々に大きな悲しみと衝撃を与えたのではないでしょうか?
建物でも今後、続々と類似物件は見つかるでしょうし、塾業界においても、あれ程ひどい事件は起こらないにしても、ニュースにならないような些細な不具合はありとあらゆる塾内で頻発するでしょう。
時代は、バブルの再来ともミニバブル到来とも言われていますが、経済だけではなく、人々の心の中身までが無意味に膨脹して空洞化(軽薄化)してしまっているのではないかと心配です。
世の中がどうであれ、私たちは自分達の信じる[学習塾の本来あるべき姿]を来年も変わらず、塾生や保護者の皆様とともに追い求めてゆこうと思います。

最後になりましたが、今年1年のご通塾に感謝申し上げるとともに、1月9日までの冬期講習へのご参加に対し、心から御礼申し上げます。

2005年12月25日
白石清隆
上野貴美
山中孝光



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